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裏コードについて

Umiのブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

去年末にyoutube「Umiチャンネル」にて

2000人登録達成の感謝の気持ちで

リクエストを募らせていただきました。

リクエストをいただき、本当にありがとうございました!

 

いただいた曲を聞き始めて、思ったこと

「良い曲ばかり〜♬」でした。

本当に感激しながら

「自分は知らなかったけれどこんな素敵な曲があるんだなぁ」と

新しい発見とともに聞かせていただき、

3曲選ぶのが難しいなぁと思っているほどです。

 

そのリクエスト曲を聞きながら、コード進行を確認している際に

裏コードが気になった曲がありました。

 

私も作曲家ですので、たまには音楽理論の話を書かなくてはいけませんね、苦笑

 

今回は裏コードについて書きますね。

 

裏コードとは

メジャーダイアトニックコードを前提とした場合の

「♭II7」のコードをいいます。

例えば、キーがCであれば、

D♭7(C♯7)になります。

つまり、トニックコードの半音上の7thコードです。

 

裏コードとはドミナントセブンス(=Ⅴ7)に近い構成音を持っていて、

似たような響きがすることから

Ⅴ7からの置き換えのコードとして使われます。

代理ドミナントのことですね。

 

例えば、キーがCの際

ドミナントセブンスコードはG7。

G7のコードの特徴は、不安定さを作りだすトライトーンです。

トライトーンとは増4度(減5度)音程のこと。

具体的にいうと、

構成音の3度、7度(シとファ)の組み合わせのことで

不安定な響きを生み出します。

 

そのシとファを構成音にもつコード

D♭7は、ドミナントセブンスと同じような響きをもつということで

かわりに置き換えて使うことができます。

 

ちなみにコードのルート音、GとD♭もトライトーンの関係です。

 

さて、コード進行で、トニックのCに戻りたい時にG7を使うことは「定番」「よくある感じ」で珍しさは感じません。

 

では、Cに戻りたい時に、G7の代わりにD♭7を使うとどんな効果があるか?


・力強さのある解決感

・都会的

・おしゃれな感じ

・ジャズやR&Bっぽい

・ルート音(ベース音)がD♭→Cとなめらかなベースライン

 

などがあります。

 

トニックであるCに戻りたい時に、G7の代わりに

裏コードであるD♭7を使うという方法も是非覚えておきたいですね。

 

Jpopの中でそういうコード進行を使っている曲をたまにみかけます。

 そのようなことについてもまた書きますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

去年、始めてサブスクにオリジナル曲2曲を配信しました。

バラード1曲、アップテンポ1曲で、素敵なボーカリストと

コラボもしています。

HPのhomeに詳細を記載しています。

是非お聞きいただけると嬉しいです♬

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