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2021年年末に思うこと

Umiのブログをお読みいただきありがとうございます!

 

気がついたら2021年もラストとなってしまいました。本当に早いですね!

 

過去の記憶ばかりをたどるのではなく、たまには現在のことを

ブログに書きたいと思います。

 

思い起こせば2019年からDTMを本格的に勉強して、

コンペ作家として活動できるように音楽事務所の音源審査を受けて、

確か3度目で合格いただき、2019年11月からメジャーコンペに参加するようになりました。

 

コンペで求められるのはアイドルの曲ばかりかな?という先入観が

ありましたが、実際はそんなことはなく、

ときに40代の女性アーティストのコンペや、ジャズ曲、バラード曲の

発注があったり、とバリエーションに富んでいて

色々なジャンルの曲を作って提出するのは、メロディ作り、アレンジ両方の

勉強になりました。

 

ただ、毎月毎月せっせと曲を作り、アレンジしてオケを打ち込みで作り、

仮歌詞を書いては仮歌の方に仮歌を入れてもらい、時にはコーラスを自身で入れて、MIXして...とたくさんエネルギーを使って、やっとこ事務所担当者に提出、そして辛口の事務所担当者が「いい感じですね!」と

いくら良い評価をしてくれたとしても

実際にコンペで採用にならない限りは自分の作ったものが世の中で

聞いてもらえない、という実情にもどかしさも感じるようになりました。

 

噂によれば、メジャーコンペは宝くじ並みの倍率という話もあり(!)

採用になるのも簡単なことではないらしく、

いくら「私、作曲しています」と言っても、どんな曲を作れるのか聞いてもらえる場所がないのって、名刺を持たないビジネスマンのようなものじゃない?と思い始め...

「それならば思い切って自分名義のオリジナル曲を作ろう」と決断しました。

 

そう思ったのが夏。

決めたのは良いですが、曲数は?どんな作風?の段階からあれこれ悩み、

まずは10月から曲作りを開始。

最低でも2曲は作りたい、と決めて、

それならばバラードとアップテンポの曲を1曲ずつ作ろうと決意。

 

でも、いつものコンペの時の1コーラスとは違い、フルのアレンジをきちんと

世に出せるようにしなくてはならず

「イントロは?」「楽器構成は?」「間奏ソロは?」「エンディングは?」と

進めば進むほどあれこれ悩みました。

また、仮歌詞とは違って、自分名義の曲だと歌詞も大切だと思い

どんな世界観にするか、というのを決めて書いては直し、書いては直し...を

繰り返しました。アレンジも同じく何度も直しました。

 

そして、やっとざっくりとしたフルのオケができて、

コーラスアレンジも全て完成して、

それを全てシンセメロ音源にして、歌い手の方に送り、

ギタリストの方には、コード譜を作成して、それをPDFで送って

演奏のイメージを伝えました。

 

そして、歌やギターの音源が届くまでの間も

 

さらにオケのアレンジを直し、また直し...自分の中で「よし、これで行こう!」とアレンジの合格ラインを決めるのも本当に難しかったです。

予想していた以上に大幅にプログラミングには時間がかかり、「目標の

年内配信は無理なのでは...?」と諦めかける時もありました。

例えばですが、2曲目『HIKARI』のブラスアレンジだけでも2回ほど作り直し、スタッカートやロングトーンのそれぞれのプログラミングも一音一音するイメージでした。

ちなみにブラスは、トランペット2本、サックス、トロンボーンの4本構成で

作りました。

 

そして、その傍らで、サブスク配信の申請のためにはジャケットがなくてはならない、どうしよう?...と考えて、イラストレーターの方に描いてもらうことにして、2人の方にそれぞれのイメージをお伝えしてお願いしました。

 

11月末のタイミングで1曲目『Melody』が先に仕上がったので、

サブスク配信の申請をしました。

サブスク配信の手続きですが、私はTune Core Japanでしました。

配信申請の目安は、配信希望日の約三週間前とのことで、年内配信を考えると

かなりギリギリのタイミング。

 

 

申請の際に、イラストレーターの方から頂いた画像を申請しようとすると

「サイズが違う」と先に進めず、一度中断。

他にも「アーティスト写真が2枚必要」と知り、持っていた写真を申請しようとすると、写真サイズの規定があることがわかり色々手直しする必要が生じて、また中断。

慌てて、画像や写真のサイズ変更の仕方をネットで調べて...と

申請が全て終了した時には「本当に申請できた?」と心臓ドキドキでした。

2曲とも「審査に通過、配信手続き開始」と

知らせが来た時は本当にホッと胸を撫でおろしました。

それでも、配信当日に実際に配信になっているのを目で確かめるまでは

不安でした、笑

 なので、無事に配信になったのを見た時は本当に嬉しかったですね。

 

今回は、お二人のボーカリストの方、またギタリストの方、そしてお二人のイラストレーターの方...とたくさんの方に助けていただき本当に感謝です。

 

約3ヶ月かけて作り上げたオリジナル曲を、できれば1人でも多くの方に聞いていただけたら嬉しいと思っています。

 

長々と、オリジナル曲作り〜配信までの話を読んでいただき、

ありがとうございました。

 

来年2022年はまた新しいプロジェクトに参加させて頂いたり、

自身でも新しいことに挑戦する予定です。

来年はミニアルバム(5曲入りなど)作ってみたいという気持ちも思いますが

実現できるかな??笑

 

そんなこともまたこちらに書いていきたいと思っています。

来年こそ定期的に!(苦笑)

 

今年もたくさんの方に大変お世話になりました。

ありがとうございましたm(._.)m

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

みなさま、良いお年をお迎えください♫