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嵐「カイト」ピアノ伴奏について

第70回紅白歌合戦、楽しかったですね♪

 

様々な工夫が散りばめられた演出に「さすが紅白!」と思ってしまいました。

どの歌手の歌、演出も見事なものばかりで素晴らしかったのですが

嵐と米津玄師の初コラボ曲「カイト」の初披露もとても印象的でした。

新しい国立競技場で歌う演出も良かったです!

 

演出はもちろんのこと、歌も「これまた米津節!」と思わせる切ないメロディー、

雄大なイメージのアレンジ…と耳に残る一曲でした。

 

そんな「カイト」のピアノ伴奏を今年初youtubeアップの曲とさせて頂きました。

完全耳コピによるピアノ伴奏です。

 

以前に米津さんの「レモン」「海の幽霊」と耳コピで弾き語りカバーなど

youtubeアップさせて頂いていますが、

今回も耳コピしながら「これまた米津さんらしいコード進行♪」と思いつつ

楽譜を書いていました。

 

私的には「米津らしさ」=「米津節」としてしまいたいと思います。

私の思う米津節のポイントは以下3点です!

 

一つ目!

米津節に欠かせないコードはズバリ!

ディミニッシュコード(dimコード)です!

 

この曲にもAメロ4小節目、そしてすぐの6小節目にもC dimが登場、

Bメロの2小節目、4小節目にもCdimが登場、

大サビにはAdimが2回登場します。

 

dimコードとはどんなコードか、一言で説明するならば

不安定さ、切なさを表すコードだと私は思っています。

(曲調やコード進行によってはそうでないケースもありますが)

 

この「不安定さ、切なさ」がまさに米津節だと私はついつい感じてしまいます。

 

そして2つ目!

メロディにペンタトニックスケールの音を多用している!

 

例えばAメロの3小節めまで全てEメジャーペンタトニックスケールの音のみで

構成されています。

ペンタトニックスケールは、まさに「懐かしさ」につながるんですよね。

子供の頃に誰しもが歌ったことのある日本の童謡にもペンタトニックスケールが

多く使われています。

 

最後、3つ目!

サビで転調!

米津節は、懐かしいペンタトニックスケール感のメロディから始まり

そしてそこからサビでバン!と転調して「場面が変わる」と言うか、

「世界が開ける」ような展開をする曲が多くあります!

例えば、「Lemon」「パプリカ」「LOSER」などが典型例ですね。

 

この3つのポイントをちょっと気にかけながら

是非改めて「カイト」を聞いてみてください。

そして、是非ピアノ伴奏に合わせて一緒に歌って頂けたら嬉しいです♪

 

米津節が大好きなUmiでした♪( ´▽`)

最後まで読んでくださりありがとうございます!